整体院にはいつ行けば良い?
2022.12.16
整体、整骨、整形外科…どこへいつ行くことが適切なのだろうと思ったことはありませんか?
これらの違いを詳しく知っている人は、少ないのではないでしょうか。
共通していることは、主に「ケガをしたら行くところ」というイメージでしょう。
骨折や脱臼、肉離れなど、日常生活やスポーツの場面で、ケガをしたときに治療を受ける場所として考えている人がほとんどでしょう。
確かに、どれもケガをしたときに必要となります。
しかし、どうやって使い分けたら良いのでしょうか。
今回は、整体、整骨、接骨、整形外科のそれぞれの違いや、行くタイミングについて、詳しく解説したいと思います。
整形外科にはいつ行けば良い?
整形外科を必要とするときは
* 明らかな骨折や脱臼、肉離れなど
* 痛みがひどく痛み止めなどの薬が必要
* 手術などの治療が必要
* 検査が必要
のときが多く、よくわからない痛みというよりは、原因やケガをした状況がはっきりとわかっているものです。
また投薬や手術など、病院での治療や検査が必要なときです。
ケガの場合は、骨折や脱臼、肉離れなどだけではなく、出血が多い場合や、患部の腫れがひどい、ほかに身体症状がある場合にも受診が必要な場合があります。
またケガの場合であれば、整形外科ではなく、救急科を受診する場合もあるでしょう。
整形外科で受けられる治療
整形外科で受けられる治療は、応急処置が必要なケガだけではありません。
* ケガによって皮膚や筋肉などに感染を起こしている
* 骨肉腫などの腫瘍の治療
* 関節の手術
などの治療も対象になります。
整形外科は、骨や筋肉を痛めてしまった場合だけではなく、骨や筋肉に関わる病気の治療を受けることができます。
骨格に関わる組織を専門的にしている診療科と考えるとわかりやすいかもしれません。
整体・整骨院で改善する症状
整形外科では、外科的治療を含む投薬などの医療行為を受けることができるのに対し、整体・整骨院では、
* 皮膚やほかの組織に損傷がない骨折(複雑骨折は難しい)
* 手術を必要としない脱臼の整復
* 筋肉の凝りや関節の痛みなどに手技を望む場合
など、手術や薬などを必要としないケガや痛みの改善を期待することができます。
また、整体・整骨院では、その人の痛みや回復に合わせたリハビリや、リハビリを兼ねた施術を受けることができます。
柔道整復師が担当する場合であれば、硬くなった筋肉をほぐしたり、関節の痛みを取る場合に、動く範囲を改善させる手技療法を得意としていることが多いです。
整体院と整骨院と接骨院の違いは?
整形外科では、医療行為を受けられ、整体・整骨院は、医療行為を必要としないケガの治療を受けられることがわかりました。
では、整体院と整骨院の違いは何なのでしょう。
街中では整体院と整骨院は同じ症状に対応しているような看板をよく見受けます。
違いをはっきり知っている人は少ないのではないでしょうか。
整体院と整骨院では、例えば同じ骨折でも治療に違いがあるのでしょうか。
実は整体院と整骨院には、ほとんど違いがありません。
言い方の違いや、施術はが設置するときに、どのような名称を選んだかの違いと言われています。
つまり、医療行為を必要としない骨折などのケガであれば、整体院でも整骨院でも治療を受けることができます。
細かく説明すると…
もう少し詳しく、整形外科と整体・整骨院の違いについて説明しましょう。
整形外科は医療であるため、健康保険が適用さます。
また整体院でも、ケガの種類や状況によって、健康保険を使うことができます。
これに対して、マッサージを主にしている整体院の場合には、医療における治療という概念に当てはまらないため、健康保険を使うことができません。
あくまでも、民間療法という位置づけです。
また、施術はの資格の違いでは
* 整形外科は医師免許
* 接骨院は柔道整復師
* マッサージ師や指圧師はあん摩マッサージ指圧師
となっており、国家資格です。
しかし、マッサージを主としている整体院では民間資格を持っている場合があり、カイロプラティックなども民間資格である場合が多いです。
整体を選ぶメリットは?
では、整形外科より、整体院を選んだほうが良いときはどのようなときでしょうか。
整体院は
* 夜間でもやっている
* 再発防止の体づくりができる
* リハビリができる
* 自分に合わせた施術を受けられる
などのメリットがあります。
病院は診療を終えている夜間の時間帯でも、診てもらうことができる整体院は多く、仕事や学校帰りに施術を受けてから帰宅することができます。
また、機能が回復すれば、治療や施術者との関わりが終わってしまうのではありません。再発を防ぎながら、自分に合ったリハビリを受けることができます。
さらに、まだ筋肉や骨などが傷んだわけではないけれど、動かしていて違和感をおぼえるなど、ケガを起こしてしまう前の状況でも相談し、施術を受けられる場合があります。
治療が一定に決められているわけではないので、ライフスタイルや行っているスポーツの種類などに合わせて施術を受けることができます。
これらのメリットを考えたときに、応急処置や外科的治療、投薬などの医療行為を必要としない場合であれば、整体院での治療を受けるメリットがあります。
まとめ
ここまで、整体、整骨、整形外科の違いについて、詳しく解説しました。
整形外科は応急処置や外科的治療、痛み止めの投薬など、医療行為が必要なときに行くことが多いです。
またケガだけではなく、腫瘍などの骨格に関わる病気も取り扱っていることから、筋肉や骨など骨格に異常が起き、治療を受ける必要があるときに行くと良いでしょう。
整体院や整骨院には、大きな違いはありません。
どちらも、外科的治療や痛み止めなど投薬を受けることはできません。
しかし、その人の痛みや回復状況に合わせて、可動域を変えながらリハビリを受けることができます。
また再発しにくい体づくりを目指しながら、治療を受けることができます。
整形外科では保険診療を受けることができ、整体院や整骨院でも、ケガの状態や状況によって、保険診療を受けることができます。
ケガをしたときに、自分のペースを見てもらいながらリハビリをして回復したい場合や、スポーツをしていて、再発をしにくい体づくりをしながら回復したい場合などには、整体院での治療が向いているときがあります。
まずは一度、整体院の施術者に自分の状態を診てもらい、相談してみてはどうでしょうか。
静岡県駿東郡長泉町のエステ・整体サロン
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