NEWS

実は多い巻き肩

2023.3.17

Pocket

パソコンやスマホを見ない暮らしを想像できないという人は多いのではないでしょうか?

しかし、パソコンやスマホの操作をしていると、肩や背中、首に凝りを感じたり、痛みを感じる経験をしたことがある人は多いでしょう。症状がひどい場合には、手が痺れたり、慢性的な腰痛を抱えている人もいます。

これらの症状の原因に巻き肩があることを知っていますか?

今回は、辛い症状を抱える人が多い巻き肩について、症状や対処法などを詳しく紹介したいと思います。

すでに、姿勢を正すように気を付けていたり、日常的にストレッチなど筋肉の凝りをほぐすためのセルフケアを取り入れているという人も、知っておきたいことをまとめようと思います。

巻き肩とは

巻き肩という言葉はよく耳にします。文字から何となく、どのような状態であるかを想像する人は多いかもしれませんが、ここでは改めて、巻き肩とはどのような状態であるかを解説したいと思います。

巻き肩は、偏ったまま同じ姿勢を取り続けることなどが原因で、左右の肩が前方内側に入り込んだ状態のことを言います。耳の直線上にあるべき肩が耳よりも前へ突き出た状態といえばイメージしやすいのではないでしょうか。

このことで、肩や首、胸などの筋肉が硬くなったり、血行が悪くなります。肩や首の凝り、頭痛などを引き起こすだけではなく、さまざまな不調の原因に繋がります。

巻き肩によく似ているものとして、猫背があります。巻き肩と猫背を同じものだと思っている人もいるかもしれません。しかし、猫背とは背骨が曲がった状態のことを言い、巻き肩とは異なる状態です。

共通しているのは、姿勢の悪さや凝りや痛みなどの症状を引き起こすことです。また巻き肩が進むと猫背になると言われています。

巻き肩の原因

巻き肩になる原因に多く挙げられるのが、パソコンやスマホの操作です。特にスマホの画面は、集中して長時間操作すると、無意識に首が下を向いていることが多く、肩を丸めた姿勢を長く取ることになります。このことが、巻き肩へと繋がるのです。

また日常的にパソコンの画面を長時間操作している人も、肩が前に突き出た姿勢を保つことになるため、巻き肩を作りやすいと言われています。

肩や首などに凝りを感じたり、目に疲れを感じて、意識的に筋肉をほぐしたり、姿勢を正すなど、巻き肩にならないように注意していても、どうしても同じ姿勢を取り続けてしまうことも多くあります。

これらのことが巻き肩の原因となってしまうのです。

巻き肩の影響は

では、巻き肩になると、どのような影響が出るのでしょうか。

ここでは、巻き肩によって出やすいと言われている症状を紹介したいと思います。

巻き肩になると
* 呼吸が浅くなる
* 肩や首などの体の筋肉が凝る
* 姿勢が悪くなる
などの症状が出やすくなります。またこれらの症状が悪化して、さらに多くの不調を感じる人もいます。

巻き肩になると、体の前側の筋肉が縮まることから、呼吸が浅くなると言われています。肋骨の動きが限られてしまうため、体に取り込む酸素の量が低くなり、このことで血流が悪くなり、さらに凝りが悪化するという悪循環に陥ります。

しかし、筋肉が硬いまま巻き肩を改善するために、筋肉を伸ばしたりすると、腰が反った状態になるなどの影響もあります。背骨の本来の緩やかなカーブが保てなくなり、かえって腰を痛めてしまうことにもなるのです。

またパソコンやスマホの画面を見ている際、姿勢の悪さを感じるように、巻き肩の状態が続くと姿勢が悪いまま過ごしてしまうことになります。

このことで、下腹部が突き出たような体型になるなどの影響があります。

対策は?

巻き肩によって、さまざまな影響や症状が出ることをお話ししました。
巻き肩を改善したり、予防する対策はあるのでしょうか。

巻き肩は、日常的に注意することができます。
スマホを操作するときには、どうしても顔まで画面を近づけてしまうという人が多いのではないでしょうか。スマホを持ち上げるときには、顔から30cm程度離すよう心がけましょう。また前傾姿勢にならないように注意することも大切です。

パソコンの作業が長時間に及ぶ人は、前傾姿勢にならないように、パソコンの高さを調節すると良いでしょう。
さらに、ストレッチなどを定期的に取り入れたり、運動を取り入れることで血流の改善を促すことができます。

筋肉が硬くなってしまったまま、急に動かすとケガに繋がる場合がありますから、ウォーミングアップを忘れないように注意しましょう。
また、長時間の作業が続かないように、作業の時間を決めることも効果的です。

しかし、それでも自分でケアすることが難しい人も多いでしょう。そのようなときには、整体院で施術を受けることで巻き肩の対策を講じることができます。

整体院では

整体院の施術者は、骨格において専門の知識を持っており、凝りをほぐしたり、姿勢や骨盤の歪みを正すプロです。

マッサージなどで硬くなった筋肉を整体でほぐすことで血行の改善を期待することができ、悪循環に陥っていた体を徐々に良い循環へと変えることができます。

実際に整体院で行われる施術には、マッサージや電気療法などがあります。整体院では、治療が一つに決められていることはなく、それぞれの症状や体の状態に合わせて、施術を受けることができます。

また、整体院の施術を受けることだけで巻き肩や巻き肩による症状を改善するのではなく、日常的にどのようなことに心がければ良いのかアドバイスをもらうことも可能です。

自分がどのような症状に悩んでいるのか、普段どのような生活をしているのかなど、施術者に相談してみましょう。

まとめ

ここまで巻き肩がどのような状態であるか、どのような影響を及ぼすのか、また巻き肩の対策にはどのようなものがあるのかなどについて、お話ししました。

巻き肩は肩や首の凝りや痛みだけではなく、さまざまな症状を引き起こします。悩んでいる人は多く、セルフケアでも十分に改善できない場合もあります。

そのようなときは、整体院の施術を受けてみてはどうでしょうか。
整体院では、専門の知識と技術を持った施術者から、それぞれの症状に合った施術を受けることができます。

日常生活で気をつけているものの、どうしても巻き肩になってしまうという人は、一度整体院を訪ねてみることをおすすめします。

 

静岡県駿東郡長泉町のエステ・整体サロン

会社名
théra rapport(テラ・ラポール)
住所
〒411-0945 静岡県駿東郡長泉町本宿377-3 アーバンコートⅡ 102号室
TEL
070-1611-0590
営業時間
9:00~20:00 ※19:30最終受付です。
定休日
木曜日・日曜日