整骨院とは?
2022.11.18
整骨院は、医療機関ではありません。
また、接骨院と混同している人も多いですが、整骨院と接骨院は、取り扱える手技などにおいて大きな違いはありません。
整骨院は医療機関ではありません。
しかし、慢性疼痛の治療などの一部を除外した治療については、保険診療を受けることができます。
また投薬を受けたり、薬剤や機器を用いた処置を受けることはできませんが、テーピングや固定などを受けることができます。
さらに、ケガの再発に繋がる治療を受けることや、リハビリを受けることもできます。
整体院の治療
整骨院での治療は、薬物を用いることができないと考えるとわかりやすいでしょう。
つまり、痛み止めの点滴をしてもらったり、ケガに伴う縫合などは受けることができません。
では、具体的に整骨院で受けられる治療にはどのようなものがあるのでしょうか。
それぞれの整骨院で、得意とする分野が異なることから一概には決めることができませんが、代表的な治療法を紹介したいと思います。
手技療法
手技療法とは、マッサージを利用した手技です。
しかし、ここでいうマッサージとはエステのようなものではありません。
単にマッサージするのではなく、柔道整復師がこれを行うことで、傷んだ筋肉や組織を回復に促すことができます。
手技によって、機械的刺激が加わることで回復を見込めたり、休息を与えることで腫れや炎症を鎮静に向けることも可能でしょう。
物理療法
物理療法とは、物理的エネルギーを作用させることで、そもそも備わっているはずの生体機能や、一時的に正常化を逸している機能について、正常性を取り戻すことを目的とします。
本来の恒常性に期待し、維持機能の促進を促す作用が期待できます。
電気量や光線療法、温熱療法など、機能に働きかける治療を行うことで、本来の機能の回復を図るものです。
運動療法
運動療法とは、運動機能を阻害している理由を除去することで、運動をしながら、本来の運動機能を取り戻せるように促します。
受傷したばかりのケガに用いるというよりは、回復期にあり、リハビリとして取り入れることで、再発を回避できるようにする目的があります。
関節稼働域を徐々に広げたり、運動することで筋肉そのものを強める作用があります。
整骨院の資格
整骨院は、誰でもが開けるというわけではありません。また資格なしに治療を行うことができません。
整骨院で治療にあたっている人は、どのような資格を持っている人を持っていて、どのような勉強に特化している人なのでしょうか。
柔道整復師
整骨院は、柔道整復師免許を持っている人が開くことができます。
柔道整復免許は文部科学省が設定している国家資格で、これを受けるためには、文部科学省が指定している大学か、都道府県知事の指定を受けてる専門の養成施設にそれぞれ規定の年限以上通う必要があります。
指定の条件を満たした学校を卒業し、さらに国家試験に合格した人が受動制服免許を得ることができます。
柔道整復師の国家資格は、高校卒業後、指定された学校を卒業している、または卒業する見込みがあれば、受験することが可能です。
また、視覚や聴覚などの障害があっても、配慮を受けた受験をすることが可能で、国家資格を得ることができます。
どのような資格?
柔道整復師が取り扱える怪我は、非観血的療法であるといえます。
腫瘍などの内因性な問題を含まないもので、外傷性であることが著明な骨折や脱臼、打撲、捻挫などのケガ全般を取り扱うことができます。
しかし、それらが多発していて、手術が必要であったり、出血が止まらない状態が続いている場合には、治療できないことがあります。
柔道整復師は、運動療法を取り入れ、実際に機能を動かすことで回復を促したり、運動における指導を行うことが可能です。
さらに、ストレッチやマッサージを取り入れることで、回復期にあるリハビリに携わることも可能で、外傷における外科的治療を行わないスペシャリストと言えるでしょう。
整体師と柔道整復師の違い
整体師と柔道整復師の大きな違いは国家資格を保有しているかということです。
整体師は国家資格ではなく、民間資格を得た人をまとめて読んでいる場合が多くあります。
整体師は疲労の回復を目的としている場合が多いことに対して、柔道整復師は、外傷の治療や、そもそもの機能の回復や強化を目的としています。
柔道整復師にできること
柔道整復師には確かに医療行為はできません。
しかし受傷した状況を聞き、直接患部に触れることで、症状を評価し、治療を計画します。
その後、必要な手技を施すことで、ケガの回復に促すことができます。
外科的治療を用いることなく、治癒力や本来の機能の回復に努めることで、ケガの治癒を期待することができます。
整復
整復は受傷したときに、脱臼などが発生し、関節が外れたり、ずれたときにそれを正常な位置に戻す手技のことです。
関節がずれたまま、骨折した部位が治癒してしまうと、機能に障害が出たり、正常な状態に戻れないことが多いため、関節が外れたり、ずれたときには整復を行い、正常な位置に戻す必要があります。
固定
固定とは、ギプスやテーピングを使って、患部を動かさないようにするものです、治癒を早める目的で行われることが多く、固定することで、痛みの軽減に繋がる場合もあります。
また、転倒して再びケガをすることを回避できます。
後療法
後両方とは、整復や固定などの必要な手技を終えたあとの患部について、治癒を促すものです。
正常な機能の状態をより早く取り戻すことが可能になることを期待して行われることがほとんどです。
どのようなものを用いるかはケガの状態やその人の機能の状態、回復力などによって違いますが。
それぞれの適した療法を受けることで、より早い回復が期待できます。
まとめ
ここまで、整骨院について、詳しく紹介しました。
整骨院とはどういうものなのか、どういう資格を持った人が、どのような手技を用いて治療を行なっているかなど、一見して知らないことがほとんどであったという人も多いのではないでしょうか。
整骨院は病院より身近にある場合が多いです。
また、病院が診療していない時間に行くことができたり、医療としては治療が難しいものの回復を促す手技を受けることができます。
さらに、再発や機能回復を促すことができ、その人がそもそも持っている機能をより強化することを促進する治療を受けることができます。
静岡県駿東郡長泉町のエステ・整体サロン
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